呼吸の話
- 4 日前
- 読了時間: 2分
有馬の柔らかな湯の気配を感じながら、中山寺の奥に座す大峰山を歩いてきました。
下山後は清荒神へ。山を一歩ずつ踏みしめ、静かな境内で手を合わせる時間は、私にとって何よりの充電になります。
今、暦の上では春への移行期。
アーユルヴェーダでは、冬の間に溜め込んだ「カパ(水のエネルギー)」が、春の暖かさで溶け出し、体内に溢れ出す時期だと考えます。
「なんだか頭がぼーっとする」
「体が重だるい」
「やる気が起きにくい」

そんなサインを感じている方も多いかもしれません。
これは、雪解け水が川を濁らせるように、体の中のエネルギーが少し停滞している状態です。
春のメンテナンス:朝の呼吸で「風」を通す
この時期のセルフケアで最も大切にしたいのが、**「朝の呼吸」**です。
寝起きの頭の重さを払拭し、体内に新しい「プラナ(生命エネルギー)」を取り入れるための、シンプルな習慣をご紹介します。窓を開け、空気を入れる
まずは部屋に外気を取り込みます。停滞した空気を動かすことが、心の「カパ」を動かす第一歩です。
背筋を伸ばし、深く吐く
椅子に座るか、楽な姿勢で座り、一度鼻から細く長く息を吐ききります。お腹を凹ませるイメージで、古い空気をすべて出し切ってください。鼻から「清らかなエネルギー」を吸う
肺の隅々にまで新鮮な空気が行き渡るのを感じながら、ゆっくりと吸い込みます。
宇宙のエネルギーと調和する
山を歩いているとき、私たちは自然と深い呼吸をしています。
それは、自分自身が宇宙の一部であることを思い出す作業でもあります。
朝の数分間、意識的に呼吸を整えるだけで、頭の霧が晴れ、心身のバランスが整っていきます。

ドテラのオイルをお持ちの方は、ユーカリやペパーミントなど、スッとした香りを一滴手にとってから深呼吸するのも、この時期の養生にはとてもおすすめです。
季節の変わり目、無理をせず、まずは自分の内側に心地よい風を通すことから始めてみませんか。
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