シルクロード 旅 始まり 9月13日
年に一度の一人旅。目的は、シルクロードを辿る旅 第一回目です。
来年にまた続きの旅をする予定です。
只今、ここに来ています。

日本を出発し、西安へそこから列車を乗り継いで辿り着いたのは、シルクロードのオアシス都市「張掖(ちょうえき)」。今回の旅はここを起点に、観たい場所を巡って引き返す予定です。
到着早々、さっそく「やってしまった」出来事がありました。
なんと、大事なスカーフとバッテリー関係のコード類をまとめて詰めた袋をなくしてしまったのです。
リラックスしすぎているわけでもなく、むしろ「無事に列車に乗れるか」「ホテルに辿り着けるか」と気を張っていたからこそ、慣れない環境の中でテンパってしまっていたのだと思います。アーユルヴェーダの視点で見ると、旅の始まりは「ヴァータ(風のエネルギー)」が乱れやすい状態です。移動のスピードや緊張感によって心と体がふわふわと浮き足立ち、注意力が散漫になってしまうことがあります。今回の落とし物も、まさにヴァータの悪戯かもしれません。
ですが、起きた出来事はすべて必然。落としたものを嘆くよりも「いま必要なプロセス」と捉え直し、現地で新しいモバイルバッテリーを調達しました。そして、冷えたビールを一杯。冷たい飲み物は胃腸の火(アグニ)を落ち着かせますが、いまは上がりすぎた頭の熱を下げるのにぴったりの時間です。
一度心を落ち着かせ、地に足をつけ直した(グラウンディングした)私は、さっそくこの旅のメインである石窟巡りへと向かいました。訪れたのは、切り立った断崖絶壁に彫られた「馬蹄寺石窟(ばていじせっくつ)」。見上げるような岩壁と青空の対比に息を呑みながら細い通路を登っていくと、そこには気の遠くなるような時間を静かに過ごしてきた美しい石仏がいらっしゃいました。
その穏やかで慈悲深い表情を前にすると、到着早々の落とし物の焦りや旅の緊張感が、すーっと消えていくのを感じます。
ずーーーっとその場にいたかったけど、(帰って次いきなせーーー)と語りかけられているようなきがしてお名残惜しいけど、、まだまだ西へ行くでーーーーって その場をさりました。ここからはいっそう五感を研ぎ澄ませて、この旅の時間をじっくり味わいたいと思います。
次回は、帰国後にまた続きを配信します。


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